アップル Magic Mouseを買ってみた

マルチタッチ対応マウス「Magic Mouse」を買ってみました。

先週末(10/31)に東京に行ったついでに、アップルストア銀座にてMagic Mouseを購入して来ました。オンラインストアでは出荷1-2週なっていますが、リアルなストアでは普通に売ってます(スイッチの鷹野さんに言わせると「売るほどあった」そうですが、売るためにあるんですよね)。と言うことで、Magic Mouseの使い勝手などをリポートしたいと思います。

アップル Magic Mouse
アップル Magic Mouse

見ての通り従来のApple Mouseからシェイプもかなり変更されよりフラットな形になりました。また、ホイールも廃止されました(このホイールに埃が詰まるとかすぐ壊れるという悪評もあり、またお値段も結構高かったので手が出ませんでした)。代わりにマウスの上部、先端からリンゴマークの上くらいまでがタッチパネルになっています。ここを指でなぞることでスクロールホイールの役割を果たします。

クリック感はしっかりとしているのが心地良い感じです。以前使っていたPowerMac時代のマウス(ワイワード)では、クッリク時にコードが引っかかり上手く操作できないことがありましたが、今回はワイヤレスでのそういった心配はありません。相変わらすワンボタンですが(と言っても全体がボタンです)、設定によって右クリックもできますし、そう言う意味では普通に普通のマウスです。対応OSはMac OS X 10.5.8以降、なお使用前に「Wireless Mouse Software Update 1.0」が必要です。

この感度が微妙ではあります。まだ慣れていないせいか、思いの外スクロール量が大きいので行き過ぎてしまうことが多々あります。また持ち方のせいかもしれませんが、意図しないタイミングでスクロールさせてしまうことがあります。また、Photoshopなどのアプリケーションにおいて、数値入力Boxの数値がマウススクロールに対応している様で、意図しないところで数値を変えてしまうことがあります。

マルチタッチ対応と言う部分ですが、現状はスワイプ操作(二本指で左右にサッとなぞる操作)はsafariでページの進む/戻るやFinderのカラム表示での階層移動など、対応操作が限られています。iPhone/iPod touchであったり、MacBook系のトラックパッドのようなピンチによる拡大/縮小などにも対応していません。このあたりにはもっと進化する余地がありそうです。

と言うことで、弱点満載のMagic Mouseですが、たぶんこれに慣れてしまうと他のマウスが不便になりそうです。特に上下左右に自在のスクロールに関しては他のマウスでは追従できないものがあると思います。

2009年11月3日追記:
タッチパネル部を不用意にタッチしないようにしていたら、昔のApple Pro Mouseを使っていた頃を思い出しました。そして1度も使われていないiMac付属のマウスの存在を思い出しました(あれはそのままにしておきます)。

尚、このエントリーは個人の感想であり、感想には大きな個人差があるかと思います。またアップルさんからは一切の援助も支援も頂いておりません(笑)。

アップル公式サイト:http://www.apple.com/jp/magicmouse/

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