日記【VISATAはXPの2倍売れる】

とスティーブ・バルマーさんは 言っているらしい。ちなみにwin95の5倍とも。
で、私なりに試算すると、windowsの時期アップグレードは10年後になる。win95→win98に2年半、XP→VISTAに5年かけているので2×5も5×2も10。息の長い商品です、と揶揄しておこう。

私はそのうち買いますよ、XPがないのでBootCampのために。

映画な日々【蟲師】

ラストサムライとは違う日本の 原風景

はじめに、マスコミ向け試写会に行ってきました。原作は読んでいませんので、映画をフラットに見たと思います。

【ストーリー】
100年前の日本、ってことは明治も終わりの頃、文明開化の波がようやく農村部にまで及ぼうとしていた頃。人里離れた山には蟲という存在があり、常人には見えなくとも人体にも影響を及ぼしていた。その蟲を研究し、蟲の影響を取り除く「蟲師」という者たちのなかに、ギンコ(オダギリジョー)という白髪・碧眼のものがおり、諸国を旅している。ギンコには幼少の頃の記憶がない。淡幽(蒼井優)という蟲の記録を取り、文字で蟲を封じる少女に呼び出されたギンコは、旅の途中で虹に似た蟲を探し続ける虹郎(大森南朋)に出会い、2人は共に旅するようになる。原因不明の病に倒れた淡幽を助けるため、自らも蟲に冒されるギンコ。物語はギンコの過去と現在をつないで佳境へ。彼の素性の秘密とは?

日本人が日本的と感じる山間の原風景。美しく、荘厳で、不思議な冷たさのある空間。オダギリジョーの淡々とした演技が染みる。蒼井優は息をのむような凛とした美しさ、江角マキコの力強い存在感、映像としてすごい一体感を持って迫ってくる。ストーリーはやや展開力に欠け、起承転結のメリハリがわかり難い。が、別に勧善懲悪のヒーローアクションでもなし、蟲という不思議な存在と人間の関わりが主題ならそれもまたアリかと。ちなみに監督は「AKIRA」の大友克洋。

日記【ジュビロはどこへ行く?】

福西も移籍ですか・・・。一昨年の藤田、昨年の名波から始まって、服部、福西も移籍。黄金期を支えた中盤の選手が一人もいなくなるとは(しかも移籍で)、まったく考えもしなかった。

2000年前後のジュビロの黄金期を支えたのは名波・藤田・奥・服部・福西の日本人のみで構成した中盤。中盤がパスをつなぎ、相手チームを翻弄し、決定的なラストパスをFWの中山・高原に通す。中山や高原の得点王はも、中盤があってこそ。美しいパスサッカーは鮮烈に焼き付いています。

ジュビロのサッカーはどこへ向かっているのか。強いジュビロは戻ってくるのか。中山隊長はいつまで現役なのか。結果が求められる世界だけに、今年の成績には注目です。

日記【京都国際マンガミュージアム】

京都国際マンガミュージアムという施設がある。館長は養老孟司氏。06.11.25オープン。
京都市と精華大学の共同ブロジェクトで、20万点に及ぶ膨大なマンガ資料が所蔵されているらしい。要はマンガ図書館だ。資料として保管することも目的の一つなので、自由に閲覧できるのは5万点らしい。

なんでこれをと言うと、京都で起きた大学生刺殺事件の被害者が、確か精華大のマンガ学部の学生だったのと、ミュージアムの資料が頭の中で重なったから。事件の方は推移を見守るしかないのだけれど、しかし、マンガ学部って何よ、と思う訳で。

精華大学:マンガ学部
なんでもクリエーターからエディター、プロデューサーなどを育てるらしい。さすが日本が誇る文化です。もうほとんど専門学校ですね。代々○アニメーションとか。こういうところに大学全入時代を感じてしまうのは、少々斜に構え過ぎでしょうか。

アカデミックなんだろうと、あまりアカデミック向きではなかった私が考えるのは矛盾でしょうか。