雇用特区構想について思うこと

雇用特区の問題は、自動車と歩行者の力関係に似ている気がします。

自動車と歩行者・自転車では、後者が弱者です。事故が起これば、責任は自動車側が負います。生身のほうが、怪我の程度が大きいからです。それがいつしか「引けるものなら引いてみろ」ぐらいな意識で、我が物顔で危険な歩行者・自転車を生んでいます。雇用する側とされる側にも、同じような意識構造があるんじゃないかな、と。

ところがね、鋼鉄製の頑丈なクルマ(企業)と思っていたら、いざ事故ってみるとハリボテみたいにぶっ壊れたなんてよくある話でして。雇う側だって、そんな無敵の強さじゃない。

必要なのは解雇云々だけじゃないと思います。