days in hourglass

繁盛店に見せるテクニック

この間行った某ラーメン店で考えたこと

その店は狭く、挨拶もせず、美味しくも感じなかったけど、非常に混んでいた。そして回転が早かった。売れていると言って良い。その秘訣を考えてみた。

まず店が狭いこと。カウンターのみで10席ほどだったか。店員さんも2人と少ない。これを少人数でさばけるキャパに限定していると考える。席が少ないと満席になりやすく、混んでいる風に見える。混んでいれば長居しにくく回転が早くなる。待っている感も少ない。

挨拶をしない。一時期流行った頑固オヤジ風とも違う。店が狭いので大声はうるさいし、店員が少なく忙しそうだ。注文も食券制なので必要最小限の接客で事足りる。そして一見さんも常連さんも区別なく挨拶はしないので不公平感もない。

美味しく感じないのは個人の主観だが、味よりも自然派とか限定感を前面に出せばそんなものだと思う。

こんな風に考えると納得がいく。と言うか納得させている。

しかしあの店には二度と行かない。

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