days in hourglass

映画な日々【地下鉄(メトロ)に乗って】

帰りたい過去はありますか?私はいっぱいありますが。

父(大沢たかお)に反発して家を出た真次(堤真一)。地下鉄の通路で亡き兄の姿を見た気がして追いかた先は昭和39年の東京だった。自分が生まれる前の父、戦後の荒野を生きる姿だったり、出征していく姿だったり、自分の知らない父に出会い、次第に心を開いてゆく。一方真次と不倫関係にあるみち子(岡本綾)には秘密があった・・・

父とは仲が良いですか?うちは・・・どうでしょう、父は単身赴任で家にいないことの方が多かったし、悪い人ではないのですが、あまり馴染めない人です。小さい頃はキャッチボールしたり、遊んでもらったのですがね。別にけんか別れとかしていですけど。でも父の「父親」以外の面って意外に知らないかも。

一つは真次と父・佐吉の父子の物語。父との和解が、実際2人がわかり合うのじゃなくて、父の苦労・苦悩を理解し許すという形が泣けます。一つは真次とみち子の物語。人を愛することの苦悩、過酷な現実(知られざる過去)、許されない関係、愛するいうこと。

泣くもんかと思いつつ、涙がさそわれる、でも優しい映画でした。

http://www.metro-movie.jp/

(06-10-29 MOVIX京都 シアター4)

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